卒園式

3/21に卒園式を行ないました。
きりん組さんの長いような、短いような、保育園生活の締めくくりの日です。
1年生になるのはもう間近。その時の自分たちが、見守ってくれている中で、式は始まりました。

ひとりひとり保育証書が手渡されていきます。
初めて会った時はあんなに小さかったみんなが、今はパリッと制服を着て、神妙な面持ちでそこに座っている姿は・・・なんでしょうね。とても不思議な感じです。胸がいっぱい、というのはこういう気持ちでしょうか。親御さんも同じお気持ちなんじゃないかと思います。

この日の為にみんなで練習してきた「にじ」を手話つきで歌ってくれました。
とても良い歌で、練習している声を聞いていた時から、ああどうかこの先も、みんなが晴れやかに、心ににじを抱えて歩んでいってくれますようにと祈らずにはいられませんでした。
保育園なので、卒園式後も3月末までは登園します。
そして4月の1日になるとぱたりと、昨日まで当然のようにそこにあった笑顔は、保育園では見られなくなります。毎年、とても不思議な気持ちでその日を迎えます。こどもの成長、というのはそういうことの連続のような気もします。彼らは一瞬一瞬である、「今」を生きているので、昨日までの彼らはいつもそこにはいません。常に前を、来るべき次の瞬間を、全力で迎え続けています。それはとても潔く、私たちには真似のできない姿勢だなぁと胸を打たれる瞬間が少なくないです。
卒園していくみなさん。どうかこれからも、健やかに。
また大きく成長したみなさんに会える日を楽しみにしつつ。
卒園おめでとうございます!